天津に勧められて、はじめて博士の異常な愛情を見たが、いや、凄かったね。
 
「総統! 歩けます」
 
以後、車椅子から立ち上がる人を見るたびに、私はこの博士を思い出すことでしょう。この前までは「クララが立った」だったんだけどね。
しかし、核の炎が咲き乱れるのは綺麗だね。白黒なものだからなお綺麗だった。生命というものが全く感じられない。
以前見たチェルノブイリの写真もそうだったけど、どうしてああも静かなのかねぇ、核っていうものは。
 
またこういった、ブラックなユーモア溢れる作品を見てみたいねぇ。