今更なのですが、ようやく奈須きのこ「DecorationDisorderDisconnection」の1巻を読み終わったわけです。
ぶっちゃけますと、奈須きのこさんがどうこうと言うより、KOUDANSHABOXの他の作家のラインナップで敬遠していた訳ですが。
清涼院流水が居るという時点で、私にとっての理由は十分すぎるのです。
いや、清涼院流水さんの作品、きっと面白いんだと思うんですよ。ただその面白さが私には解らないだけで、と思った17の夏。今でもその思いに変化はありませんが。


で、DDD.
今まで読んだ作品の中じゃ、一番楽しめましたね。といっても、書籍では空の境界くらいしか読んだことがないわけですが。
その時にも思いましたが、ゲームのシナリオとして読むより、小説の方がよほど面白いと思うんですよ。
で、あれだ。
何だ、コメディも書けるんじゃないか。
例えるのなら、故獲鳥の夏と言うより、百期徒然袋、みたいな。
そうなると、カイエが京極堂でマトさんが榎木津で。そうなるとアリカが関口君になるのか、などと考えるとまた違った楽しみ方が。
2巻でたら、買いましょう、そうしましょう。