内田弘樹「紅蓮の翼」
内田さんの書く話で、一つの機体に焦点を当てた話っていうのは以外だなぁ。どんな高性能機作ったところで、日本じゃアメリカには絶対勝てないと言う境地に達した方だと思っていたのに・・・とか思いながら購入しましたが、いや、どうして。意外と内田さんの書いた話の中じゃ一番好きかもしれない。
なかなか読ませてくれる、良い話でした。特に関行夫大尉の名前が登場したときには思わず来る物がありましたねぇ。
ああ、この本の中の日本、特攻やってないんだなぁとか考えますと。
短編風に書かれていましたし、5話以降もまた読むことが出来るのでしょうか。また、楽しみなシリーズが一つ増えました。


ところで、常識と良識をどこかに置き忘れてきた大和の続編はいつ読めるのでしょうか。