我が郷土には芋餅と南瓜団子なる料理があってだな。
茹でて潰したジャガイモや南瓜に片栗粉を混ぜてだな、捏ねて直径4センチくらいの棒状に丸めてだな、それを切って作る代物なんだがな。
当に餅のごとくに焼いたり煮たりして食べるわけだ。
前者は雑煮に、後者は汁粉に向いてるぜ。
冬至の日になると、学校の給食に南瓜団子の汁粉が出ると言う思い出深い食べ物だ。


と言う話を職場でしたら、信じられない物を見る目で見られた。
どうせ餅の代用食だよ。俺の出身地は日本のシベリアだよ。豊かな内地の人間は、そんな貧しい食べ物食べたことないんだろうな!
本州では、赤飯に食紅(赤色三号)を利用しないと聞いた時並みの衝撃だったぜ。



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